トライやる・ウィーク発表会 ~地域とつながる学びの第一歩~(No.33)

 12月5日(金)、前期課程22期生の2年生がこの秋に体験した「トライやる・ウィーク」の成果を発表しました。保護者やお世話になった事業者の方々、そしてご指導いただいた関係者をお迎えし、盛大に開催されました。  発表は次の4つのカテゴリーに分かれて行われました。 ① 生活・接客・販売・公的機関部門 ② 幼稚園・保育所部門 ③ 学校・福祉部門 ④ 文化・スポーツ部門  寸劇やパワーポイントを使った事業紹介など、工夫を凝らした発表が続き、分かりやすく、堂々とした姿に成長を感じました。  この体験は、生徒にとって「普段は見えない大人の職場」を知り、地域社会とつながる大きな第一歩です。中には、学校に行きづらかった生徒が、この体験をきっかけに意欲的に登校するようになった例もあります。さらに、働く中で「ありがとう」と言われる喜びを知り、人に感謝されることの大切さを実感した生徒もいました。そして、人のために尽くすことが、結果的に自分の生活の質を高めることにつながるという気づきも得られました。こうした経験は、視野を広げ、ものの見方を大きく変える力を持っています。  この貴重な体験を一過性で終わらせず、自分の人生をよりよくするための糧にしてほしいと願っています。

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JICA訪問 ~国際協力は身近な一歩から~(No.32)

 11月28日(金)、1年生の校外学習でHAT神戸にある「JICA関西」を訪問しました。  最初に担当の方からJICAの概要について説明を受け、その後、展示室の見学と事業説明を聞く2つのグループに分かれて活動しました。生徒たちは、国際協力の仕組みやJICAの取り組みについて理解を深めることができました。  最後に全員が講堂に集まり、青年海外協力隊の斎藤弘紀さんから体験談を伺いました。  斎藤さんは「国際協力は特別な人のものじゃない。あなたにもできる」というメッセージを伝えてくださいました。エチオピアでの2年間の活動を通じて学んだことは、国際協力は遠い世界の話ではなく、身近な“助けたい”という気持ちから始まるということ。アフリカには54カ国、280以上の民族があり、文化も言語も多様です。首都アディスアベバは近代的な都市ですが、地方では停電や断水が日常で、教育格差も深刻。小学校中退率は約53%、読み書きができない子どもは39%にのぼります。それでも現地の人々は陽気で前向きで、笑顔を絶やしません。  斎藤さんはこう語りました。  「国際協力に必要なのは、完璧な英語でも特別な資格でもありません。必要なのは健康と、行動する勇気。そして“隣の人を助けたい”という心です。世界とつながる方法は海外に行くことだけではありません。日本にいても、身近な国際交流やボランティアから始められます。大切なのは“自分が何をしたいか”を考えること。国際協力は難しくない、誰でもできる。あなたの一歩が、誰かの未来を変えるかも…

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全校集会 ~A-Dayから始まる新しい伝統~(No.31)

 11月27日(木)、6時間目に第2回全校集会を行いました。  前回の集会では、1~6年生が一堂に会し、各委員会からの課題提言や、全員で楽しむゲームを通して心を一つにしました。 今回も、生徒会長である5年次生の石原さんの力強い掛け声で会が進行しました。冒頭では、前回提言された課題がどの程度実現できているかの報告がありました。「時を守る」「決められたルールを守る」など、まだ改善の余地がある点が浮き彫りになり、最後は「みんなで自覚をもって学校生活を送りましょう」という宣言で締めくくられました。  さらに、この全校集会の新しいネーミングが決定したとの報告もありました。名前は 「A-Day」。Aは「Ashikoku」と「Assembly」の両方を表し、関西弁の「え~で~」には「いい」「すばらしい」という意味があります。親しみやすく、素敵な名前ですね。今後、みんなが自然に「A-Day」という言葉を使ってくれることを期待しています。  続いて、生徒代表によるテレビ番組でおなじみの「未成年の主張」が始まりました。友達を大切に思うエピソードや、特定の先生への感謝の言葉、勉強の大切さを訴える呼びかけなど、個性豊かな主張が次々と飛び出し、会場は大盛り上がりでした。どの発表も、芦国生らしいオリジナリティにあふれていました。  回を重ねるごとに、芦国生の魅力がますます輝いています。次回の「A-Day」も楽しみですね。

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