全日本女子チェス選手権2025 U18優勝 ~世界を相手に思考を磨く若き戦略家~(No.42)

 本校には多様な国籍を持つ生徒が在籍しており、その背景から、個性的で多彩な才能を発揮する生徒が数多くいます。本日は、その中でも際立った活躍を見せている生徒を紹介します。  紹介するのは、5年次生の山田 美沙希(やまだ みさき)さんです。山田さんは、このたび全国のチェス大会における女子の18歳以下の部で全国優勝という輝かしい成果を収めました。その栄誉に、心から拍手を送りたいと思います。先日、校長室を訪れてくれた際には、チェスに対する熱い思いを語ってくれました。  山田さんは5歳から8歳までインドの首都デリー近郊のグルグラムで過ごし、その頃に現地の方からチェスの手ほどきを受けました。日本に帰国してからは一時チェスから離れていたものの、新型コロナウイルス感染症の流行期に再びチェスと向き合うようになりました。そこから実力はみるみる向上し、今年4月に行われた全日本ユースチェス選手権では、18歳以下女子の部で優勝、さらにユース大会女子参加者全体でも第1位という素晴らしい成績を残しました。5月には兵庫大会でも上位入賞し、全日本チェス選手権への出場を果たしました。  また6月には、関西万博のハンガリーパビリオンで実施された、史上最強の女子チェスプレーヤーと称されるハンガリーのGM Judit Polgar氏【https://www.youtube.com/watch?v=stqYkgE6q2w】との同時対局イベントに選抜され、参加しました。また、8月には全日本女子チェス選手権の18歳以下の部において、見事に…

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兵庫県英語ディベートコンテスト ~高校生ディベーターたちの白熱バトル~(No.41)

 2月1日(日)、神戸市外国語大学にて「第19回兵庫県英語ディベートコンテスト」が開催されました。本校からもチームが出場しているため、応援に向かいました。  ディベートとは、あるテーマについて肯定側と否定側に分かれ、論理的に議論を展開して勝敗を競うものです。もちろん使用言語は英語です。今回の論題は “The Japanese Government should ban children under 16 years old from using social media.”(日本政府は16歳未満の子どものソーシャルメディア利用を禁止すべきである)でした。未成年のSNS利用に制限を設ける動きが世界的に広がりつつある中、身近でありながら社会的意義の大きいテーマといえるでしょう。  当日は県下から21校・22チームが参加し、会場では熱のこもった議論が繰り広げられていました。  本校のメンバーは、肯定側チームが4年次 野村 愛満(のむら あいみ)さん、同じく河口 茉莉(かわぐち まり)さん、5年次 王 誉璇(おう ゆしゅえん)さん。否定側チームは4年次 ネポミュセノ・クララさん、同じくネマトラヒ・メフルサさん、5年次 三村 沙和姫(みむら さわき)さんの計6名です。そのほかサポートするメンバーたちも陰で支えてくれました。  1回戦では姫路飾西高校(否定側:本校肯定側)に3-0で勝利し、好スタートを切りました。しかし2回戦では尼崎小田高校(肯定側:本校否定側)に1-2で惜敗。続く3回戦では強豪・神戸…

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1年生AI発表会 ~言語を越えて広がる、1年生の学びの世界~(No.40)

 本校の前期生が取り組む「総合的な学習の時間」では、中国語、インドネシア語・スペイン語・ネパール語、タガログ語、韓国・朝鮮語の6つの言語から、自分の興味に応じて1年間学習を進めています。  1月30日、その学びの成果を披露する「1年生AI発表会」が盛大に開催されました。保護者の皆さまにも多数ご来校いただき、生徒たちの努力に温かな拍手をお送りいただきました。  発表は4言語の順に行われ、どのクラスも流暢な自己紹介に加えて民族舞踊やダンス、寸劇など、工夫をこらした内容が並びました。特に終盤、会場全体でネパールの踊りを楽しむ場面は圧巻で、2時間があっという間に過ぎていきました。最後には、生徒たちからそれぞれの言語の先生方へお礼と感謝の言葉が述べられ、感激のあまり涙を流される先生もおられました。胸の熱くなるひとときでした。  最後に、私から生徒たちへ次のような講評を伝えました。  「1年生のみなさん、本当にお疲れさまでした。外国語を使った文化や歴史の紹介、歌やダンスなど、工夫に満ちた発表から、この日のために準備を重ねてきたことがよく伝わりました。自分でテーマを選び、調べ、考え、発表するという一連の流れを経験したことは、大きな学びです。この『自分で考え、仲間と協力しながら形にする力』こそが、これからの時代に必要とされる姿勢です。  本校で学ぶ4言語に加え、英語も日本語も、それぞれの言語にはその背景にある文化と歴史があります。他者を理解する第一歩は、『自分とは異なる価値観』を尊重する姿勢から始まりま…

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